「Wolt(ウォルト)」は、スマートフォンアプリから飲食店の商品などを注文できるフィンランド発のデリバリーサービスです。
鮮やかな水色のロゴや配達バッグが特徴で、日本でもUber Eatsや出前館などと並ぶフードデリバリーサービスとして展開されていました。
この記事では、Woltとはどんなサービスだったのか、運営会社や日本進出から撤退までを簡単に紹介します。
Woltとは?
Woltは、2014年にフィンランド・ヘルシンキで創業したテクノロジー企業です。
飲食店の商品をアプリから注文し、配達パートナーが利用者のもとへ届けるフードデリバリーを中心に事業を拡大しました。
その後は料理だけでなく、食料品や日用品なども注文できるサービスへと発展しています。
Woltはヨーロッパを中心に世界各国へサービスを拡大し、日本にも進出しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | Wolt(ウォルト) |
| 創業 | 2014年(フィンランド・ヘルシンキ) |
| 発祥 | フィンランド |
| 現在のグループ | 米国DoorDash(2022年に買収完了) |
| 日本での開始 | 2020年3月26日(広島市) |
| 日本での最大展開 | 24都道府県・44エリア(2025年3月時点) |
| 日本での終了 | 2026年3月4日 |
Woltはどこの国の会社?
Woltはフィンランド発の企業です。
ただし、2022年にアメリカのフードデリバリー大手DoorDash(ドアダッシュ)による買収が完了し、DoorDashグループの一員となりました。
そのため、発祥の国と現在の所属グループは次のように整理できます。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 発祥 | フィンランド |
| 創業地 | ヘルシンキ |
| 現在のグループ | アメリカのDoorDash |
| グループ入り | 2022年(買収完了) |
Woltは日本でいつ始まった?
Woltが日本でサービスを開始したのは、2020年3月26日です。
最初のサービスエリアとして選ばれたのは、東京や大阪ではなく広島県広島市でした。
その後、札幌、仙台、東京、大阪、福岡などへエリアを拡大。2025年3月時点では24都道府県・44エリアまでサービスを展開していました。
日本国内でも約6年間にわたって展開されたことになります。
| 時期 | 日本での主な動き |
|---|---|
| 2020年3月26日 | 広島市から日本でサービス開始 |
| 2020年以降 | 札幌、仙台、東京、大阪、福岡などへ拡大 |
| 2022年 | DoorDashによる買収が完了しグループ入り |
| 2025年3月 | 24都道府県・44エリアまで展開 |
| 2026年2月25日 | 日本市場からの撤退を発表 |
| 2026年3月4日 | 日本でのサービス終了 |
Woltにはどんな特徴があった?
Woltでは飲食店の料理だけでなく、スーパーやコンビニなどの商品も注文できました。
さらに、自社のダークストアから食料品や日用品などを届ける「Wolt Market」も展開。
いわゆる「フードデリバリー」から、さまざまな商品を短時間で届けるクイックコマースへサービスを広げていたことも特徴です。
配達員は「配達パートナー」として登録し、注文された商品を店舗から利用者へ届ける仕組みでした。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| 見た目 | 水色のロゴ・配達バッグ |
| 主なサービス | 飲食店の料理を届けるフードデリバリー |
| 取扱商品 | 料理に加え、スーパー・コンビニ商品も注文可能 |
| Wolt Market | 自社ダークストアから食料品・日用品を配送 |
| 配達員 | 「配達パートナー」として登録し配送 |
Woltは2026年に日本から撤退
全国各地までサービスを拡大したWoltですが、2026年3月4日をもって日本でのサービスを終了しました。
日本でのサービス開始が2020年3月26日だったため、約6年間で日本市場から撤退したことになります。
Woltは日本撤退について、持続的な規模拡大と長期的な優位性を実現できる地域へ投資を集中するための判断と説明しています。
Woltがなぜ日本から撤退することになったのかについては、別の記事で詳しく解説しています。




